今日は〈和服の日〉ということで、 着物の継承について綴ります。 ご家族や周りの方から 受け継がれた着物や帯をお持ちの方も 多くいらっしゃると思います。 着物は生地幅約38cm×長さ約13mの 小幅の生地を裁断して仕立てをし、 出来上がります。 洋服はさまざまなパターンがありますが、 着物の形は一定のため、 ご自身のサイズが変わったり、 譲られた着物のサイズが合わない場合は、 一度仕立ててしまった着物でも 解いて新しいサイズに お仕立て替えすることができます。 ・着物から着物へ ・着物から帯へ ・着物から和小物へ 着物を一枚の布と捉えて、 アップサイクルしていくこともできます。息子が七五三で着用した黒地の着物は、 お宮参りの時に熨斗目として 使用したものをサイズ調整し、 着物として着られるようにしました。 そして、それは40年以上前に 夫自身のお宮参りでも 使われたものでもあります。 息子が生まれた際に、 夫の母より預かり 大切に保管しながら活かしてきました。 世代を超えて継承できることもまた、 着物の良さでもあります。
↑ 三歳
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↑ 五歳 七五三の際は、新しい袴をつけ、 宝尽くし模様の羽織を誂えて 組み合わせました。 黒地は息子のリクエストで、 羽織は、帯や小物にもすることを 考えて長めに染めています。 同じ生地で帯・草履の鼻緒・ バッグを製作し、 息子を想う気持ちと共に 大切に愛用しています。
西村兄妹キモノ店では、 着物や帯のお仕立て替え、 和小物の製作も承っております。 ご実家の箪笥に眠っている着物 がありましたら、 お気軽にご相談くださいませ。



↑ 五歳
七五三の際は、新しい袴をつけ、
宝尽くし模様の羽織を誂えて
組み合わせました。
黒地は息子のリクエストで、
羽織は、帯や小物にもすることを
考えて長めに染めています。
同じ生地で帯・草履の鼻緒・
バッグを製作し、
息子を想う気持ちと共に
大切に愛用しています。









