西村兄妹キモノ店

日々のお話

 

ことはじめ

2023.12.13

 

「ことはじめ」には2つの意味があると
いわれています。今回は12月13日のお正月の
準備を始める日という意味の「ことはじめ」
についてお伝えします。

 

江戸時代に12月13日が
「鬼宿日(きしゅくび)」という最上の吉日
だったことから、年神様をお迎えする準備
をはじめるのにふさわしい日として、
「正月事始め」と呼ばれるようになりました。

 

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そのため、全国の多くの神社や寺院
などでは12月13日に煤払いを行い、
新年を迎える準備をはじめます。

 

また、京都では12月13日は事始めとして、
芸妓さんや舞妓さんがお師匠さんやお茶屋さん
にあいさつ回りにいく風習があります。
一年の区切りとして、今年一年間のお礼と
新年に向けた挨拶を行います。

 

今年も残り2週間半ですね。
新しい年を気持ちよく迎えられるよう、
少しずつ準備をはじめてみては
いかがでしょう。