毎年5月27日は
「百人一首の日」です。
1235年5月27日に、歌人の
藤原定家が『小倉百人一首』を
完成させた日のため、
この日に制定されました。
百人一首といえば、競技かるたを
思い浮かべるかもしれません。
現在の形の百人一首かるたは
平安時代の貴族の遊びの
「貝覆い（貝合わせ）」に
由来していると言われています。
貝合わせとは、貝の内側に
揃いの花鳥画や源氏絵を描いて
対になるものを合わせたり、
和歌の上の句と下の句を
それぞれの貝に書いて
合わせる遊びでした。
それが現在のかるた遊びへと
変わっていきました。
先日の葵祭イベントの際に
お話を伺った林美木子さんの作品にも
美しい貝合わせが多数あり、
実際に手に取って貝を合わせたり、
葵祭では斎王代の十二単姿を
間近で見ることも出来、
百人一首の世界に
飛び込んだかのような
気持ちを味わっています。
皆さまもこの機会に
百人一首や和文化に
触れてみませんか？
スタッフ
