西村兄妹キモノ店

日々のお話

 

暮らしの中に和文化を〈3〉

2021.05.15

 

毎週土曜日更新!

【西村兄妹キモノ店の四方山話】

 

和文化は五感をフルに刺激してくれます。

〈五感〉

視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚

 

先々週から視覚・味覚・臭覚の

お話をしてきました。

今回は触覚について。

 

昨日と今日の2日間、京都本店では

「わのこと講座」を開催。

おうちでも着られる

着心地の良いキモノを着て

茶道体験をしていただきます。

 

おうちキモノのレンタルもご用意し、

ワンポイント着付けレッスン付きで、

初心者の方でも安心して我が家流の茶道を

愉しんでいただける様に企画しました。

 

occ0fb2f1e781491a7d70cc66cd7e0224_4620693218521631348_210515

 

5月の東京、6月の京都・東京共にまだ

人数に余裕がある日程もありますので、

ご興味がございましたら

お問い合わせいただければ嬉しいです。

 

昨日参加された方に、

当店のおうちキモノを羽織っていただき

茶道体験をしてもらいました。

 

その方いわく、

『キモノを着るだけで、

動作にゆとりが生まれて

気持ちが和らぎ心地が良いです』

とのこと。

 

occ0fb2f1e781491a7d70cc66cd7e0224_4620693218521631348_210515_0

 

その一つの要素に、

触り心地の良さがあると思います。

 

キモノを着ていると、洋服の時より

手のひらで自分が着ているキモノの生地を

触る頻度が高いことに気がつきました。

 

特に業界では”正絹”と言われるシルクは

肌触りが良くてついつい触ってしまいます。

 

肌が弱い方がシルクの肌着やパジャマを

身につけるというのは、よく知られた話、

私の肌は、肌に触れる生地によっては

痒みが出る事がありますが、

正絹のキモノを着ている時には

一度もソレが出たことはありません。

 

ひと口に”絹”といっても、

糸の紡ぎ方や細さ、

織り方で触り心地は千差万別。

 

キモノと帯、同じ絹でもキモノは繊細に、

帯はキュッと締めることを想定して

摩擦に強くて打ち込みが

しっかりした生地になります。

 

時には触覚を働かせて、感覚のままに

キモノ選びをするのも愉しそうです。

 

 

わのこと講座

【おうちキモノで茶道】体験

お問い合わせを多くいただいています。

来週は東京サロンにて、

6月にも同じ内容で開催します。

 

〈京都〉

6/11 fri , 6/12 sat

午前の部 10:00-11:30

午後の部 14:00-15:30

共に2組限定(1組2名まで)

所要時間90分を予定

 

〈東京〉

 

5/21 fri , 5/22 sat

6/18 fri , 6/19 sat

14:00-15:30

共に2組限定(1組2名まで)

所要時間90分を予定

 

詳細はこちらをご覧ください

 

今後も和文化を身近に感じていただける

わのこと講座” を企画していきますので

ぜひご参加いただければ幸いです。

 

身近なところから、和文化を暮らしに

取り入れてみませんか?

 

MIZUHO