毎週土曜日更新!
【西村兄妹キモノ店の四方山話】
和文化は五感をフルに刺激してくれます。
〈五感〉
視覚・聴覚・触覚・味覚・臭覚
先々週から視覚・味覚・臭覚の
お話をしてきました。
今回は触覚について。
昨日と今日の2日間、京都本店では
「わのこと講座」を開催。
おうちでも着られる
着心地の良いキモノを着て
茶道体験をしていただきます。
おうちキモノのレンタルもご用意し、
ワンポイント着付けレッスン付きで、
初心者の方でも安心して我が家流の茶道を
愉しんでいただける様に企画しました。
5月の東京、6月の京都・東京共にまだ
人数に余裕がある日程もありますので、
ご興味がございましたら
お問い合わせいただければ嬉しいです。
昨日参加された方に、
当店のおうちキモノを羽織っていただき
茶道体験をしてもらいました。
その方いわく、
『キモノを着るだけで、
動作にゆとりが生まれて
気持ちが和らぎ心地が良いです』
とのこと。
その一つの要素に、
触り心地の良さがあると思います。
キモノを着ていると、洋服の時より
手のひらで自分が着ているキモノの生地を
触る頻度が高いことに気がつきました。
特に業界では”正絹”と言われるシルクは
肌触りが良くてついつい触ってしまいます。
肌が弱い方がシルクの肌着やパジャマを
身につけるというのは、よく知られた話、
私の肌は、肌に触れる生地によっては
痒みが出る事がありますが、
正絹のキモノを着ている時には
一度もソレが出たことはありません。
ひと口に”絹”といっても、
糸の紡ぎ方や細さ、
織り方で触り心地は千差万別。
キモノと帯、同じ絹でもキモノは繊細に、
帯はキュッと締めることを想定して
摩擦に強くて打ち込みが
しっかりした生地になります。
時には触覚を働かせて、感覚のままに
キモノ選びをするのも愉しそうです。
”わのこと講座”
【おうちキモノで茶道】体験、
お問い合わせを多くいただいています。
来週は東京サロンにて、
6月にも同じ内容で開催します。
〈京都〉
6/11 fri , 6/12 sat
午前の部 10:00-11:30
午後の部 14:00-15:30
共に2組限定(1組2名まで)
所要時間90分を予定
〈東京〉
5/21 fri , 5/22 sat
6/18 fri , 6/19 sat
14:00-15:30
共に2組限定(1組2名まで)
所要時間90分を予定
詳細はこちらをご覧ください
今後も和文化を身近に感じていただける
“わのこと講座” を企画していきますので
ぜひご参加いただければ幸いです。
身近なところから、和文化を暮らしに
取り入れてみませんか?
MIZUHO