キモノに関するちょっとしたお悩みに
妹・MIZUHOがお答えしている
お悩み解消Q&A 第12回は
卒業式・入学式の装いに関してお答えしています。
Q12.
これからの季節、
卒業式や入学式といった行事が続きます。
思い出に残る日なので、スーツではなく、
ハレの日に相応しい装いをしたい
という憧れはあるのですが、
着物の格やコーディネートに頭を悩ませています。
場にそぐわない恰好にならないためには、
どうすればいいでしょうか。
A12.
新しい門出、列席の皆さんが
フォーマルな出で立ちをされるので、
お着物の場合でも改まった装いを
されることをお勧めします。
紬などの織の着物はカジュアルすぎますし、
逆に華やかすぎる訪問着や
色留袖・黒留袖になると、
格が高すぎて会場で浮いてしまうケースも……。
無難なのは大人しめな訪問着、
付下げ、無地、飛び柄の小紋などでしょうか。
いずれの場合も帯は礼装用の袋帯を
合わせておけば安心です。
今回に限らず、様々なシーンで
コーディネートに迷われることがあると思います。
箪笥にあるキモノや帯の写真を撮って
ケイタイやスマホの専用フォルダで
保存しておくと、
ご自身が何をお持ちなのか一目瞭然で、
組み合わせが簡単になります。
ご来店時のコーディネート相談も
お気軽にどうぞ。
MIZUHO