「着物1枚、帯3本」とよく耳にするけれど、
実際どんな風に組み合わせているのか。
先々週に続き、妹・MIZUHOの
「キマワシ」コーディネート(2)です。
今回の「キマワシ」キモノも
飛び柄の小紋を選びました。
飛び柄の小紋とは?
前回の投稿をご覧ください!
組み合わせのしやすさ、
着られるシーンの幅広さから、
「初めてキモノを誂える」というお客様にも
最初の一枚としてオススメしています。
私のワードローブには欠かせない飛び柄の小紋。
春を迎えて綺麗な色が着たくなり、
爽やかな勿忘草色(わすれなぐさいろ)の
キモノを「キマワシ」します。
ひとつめのコーディネートは、
お客様とお食事に出かけた際のもの。
合わせた帯は、七宝文様の西陣織の名古屋帯。
黄色・黄緑・白のぼかしになっているので、
メインで出す色によっても印象が変わる帯です。
驚くほどキモノを選ばず合わせやすい帯なので、
最近登場回数が多いこの帯、
実はリバーシブルにもなるという優れもの!
お太鼓の内側から別の模様がチラリと見える
という点も気に入っています。
帯締めは、キモノの模様にもある山吹色を、
帯揚げは薄い黄色にしました。
格式ある和食のお店ということもあり、
BAGは黒でカチッとした形のものを選び、
改まった印象にしてみました。
園や学校のカラーにもよりますが、
入園・入学式にも着られる
万能コーディネートだと思います。
同じキモノを使ったコーディネート、
次は物づくりの打ち合わせがあった日のものです。
黒地の染め名古屋帯を締めました。
唐花が描かれており、
遊び心ある差し色が面白い帯です。
橙色の丸胡蝶という組み方の帯締め、
帯揚げは白地に赤の絞りの定番のものを。
キモノがよそ行き感のあるものなので、
帯を黒にすることにより、
最初のコーディネートよりカジュアルに
着られるようにしてみました。
合わせたバッグは上と同じく黒。
同じ黒でも、コロンとした形のものを選んで
堅い印象にならないのがポイントです。
先々週に続いてご紹介した
キモノの「キマワシ」。
いかがでしたでしょうか。
もしかすると、四方山話での
定番企画になるかもしれません。
日々のコーディネートを
ご紹介していきますので、
ぜひチェックしてみてくださいね。
MIZUHO