西村兄妹キモノ店

キモノのコト

 

お悩み解消Q&A 第11回

2019.02.09

 

キモノに関するちょっとしたお悩みに

妹・MIZUHOがお答えしている

お悩み解消Q&A 第11回は

浴衣に関してお答えしています。

 

Q11.

先日、知人から

「浴衣は毎年誂える」と聞いて驚きました。

私はもう10年以上、夏祭りのときに

毎年同じ浴衣に袖を通せばいい方なのですが……。

作る時期や流行りの色柄など教えてください。

 

A11.

西村兄妹キモノ店でも、

毎年浴衣を仕立てる事を楽しみにしている、

というお客様が多くいらっしゃいます。

ワンピース程の価格で購入できるということもあってか、

中には何枚もお仕立てされる方も……。

 

 

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キモノの世界は、洋服ほど目まぐるしい

トレンドは無いので、

10年以上同じ浴衣をご愛用されていても

違和感が少なかったのだと思います。

とはいえ、柄の取り入れ方や色の系統など、

浴衣の流行りも少しずつ変化していますので、

何年かに一度は新調されてみてはいかがでしょうか

浴衣は夜に着ることを前提に考え、

着物では少し気後れするような

大胆な色柄を選んでも大丈夫です。

 

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長くお召しになりたい方にオススメの浴衣は、

やはり定番の紺地や白地のものです。

年齢を問わず着られますし、

帯を変えるだけでイメージが

変わりますので、ご姉妹や母娘さんで

共有されているケースもあります。

最近ではお祭りや花火大会だけでなく、

浴衣を着て食事やお出かけされる方も

増えていますので、機会を見つけては

浴衣を着てみてくださいね。

 

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浴衣を作る時期ですが、

既に仕立て上がった既製品を選ぶ場合は

6~7月頃、

仕立てる前の反物(生地)を見て

ご自分のサイズに誂える場合は、

お仕立て期間を考えて4~5月頃を

目処にしてみてください。

 

西村兄妹キモノ店では毎年2月頃に

一足早い浴衣の誂え会を開催しています。

2月というと、1年で一番寒い時期になりますが、

これには理由があります。

 

数あるサンプルの中から

お好みの柄をお選びいただき、

職人さんが丁寧に染めた後、

お客様にぴったりのサイズに

お仕立てするため、

お時間をいただく必要があるからです。

 

ご自分のためだけに染められた浴衣、

そして身体に合った浴衣の着心地の良さは

格別のものですので、

ぜひその感覚を味わってみてください。

 

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今年の浴衣受注会は下記の日程で開催いたします。

 

京都:2月13日(水)〜2月17日(日)

東京:2月22日(金)〜2月24日(日)

 

浴衣だけではなく、

単衣と夏着物もご用意しております。

 

お気軽にご来店・ご来場くださいませ。

 

MIZUHO