キモノに関するちょっとしたお悩みに
妹・MIZUHOがお答えしている
お悩み解消Q＆Aの第7回は、
キモノの保管方法に関して。
Q7．
久しぶりに箪笥の整理をしていたら、
キモノにカビが生えたり、
穴が開いたりしていました。
適切な予防や保管の方法を教えてください。
A7．
大切にしているキモノや帯にカビや
虫食いを見つけた時は悲しくなりますよね……。
一番良いのは、何より着てあげること。
そして、頻繁に箪笥を開けて虫干しすることです。
※虫干し：キモノを畳紙から出して日陰で干し、
風を通してあげること
とはいえ、全てのキモノや帯を出して
干したり着たりするのは、大変ですよね。
そこでオススメしたい手軽な方法をお伝えします！
それは、よく晴れて湿度が低い日が
二日続くときに、箪笥の引き出しを
半分ほど開けておくというもの。
閉めっぱなしの箪笥の中には
湿気がたまりがちになるので、
引き出しを開けておくだけでも換気になり、
カビの発生を抑えてくれます。
また、箪笥を東や南の部屋に移動できれば、
キモノにとってはより良い環境になります。
一度カビがついてしまったキモノは、
そのままにしておくとカビが広がるので
洗いに出しましょう。
そのキモノが入っていた畳紙にもカビの胞子が
移っている可能性もありますので、
勿体ないですが思い切って処分してくださいね。
MIZUHO
